6日目・最終日
昨夜寝ようとして、はっと気付いたことが。
ああ、そうだったのか!と、寝かけていたのに目が覚めた。
講義や本やDVDやカウンセリングを通じて生活分析や新型ストレスについて学んだことにより、私のストレスの最大の原因が見えた気がした。
これを解決するか、受け止めて背負ってそのまま行くか。そしてそれが本当の本当に原因なのか。もう少し時間をかけて自分で自分を調べよう。
なんにせよ、実りの多い6日間。
5:30目が覚める。
昨日、寝ようとした時に色々考えて覚醒してしまったので、その後なかなか寝付けなかった。少し寝不足だけど、今日はもう帰宅するだけだから大丈夫。
私が、60歳過ぎたらこんな風になりたいと思っていた人も、ここに定期的に入所していると聞いた。知らなかったからこれは嬉しい。彼女の食に対するこだわりをテレビで観たことがあったけれど、ああ、なるほどと納得。単純にファンだから、同じところを選んでいたのだと思うと嬉しい。
7:45朝食
今回最後の食事。
甘くて美味しいパンは自家製だそうだ。きび糖や豆腐などをいれて、ホームベーカリーで焼いているらしい。優しくて美味しいと思った。
あとは帰宅するだけ。
せっかくの淡路島、せっかくの快晴なので、少し寄り道しつつのんびり帰ろう。
本当に来て良かった。
ぼやっとした直感を信じて良かった。また必ず来よう。
ありがとうございました。
5日目
7:00起床
昨夜はなぜかスッと寝られなかった。5:00頃一度目が覚めた。目覚めは爽やか。すぐに動ける。
やはりというか当たり前なんだけど、お酒を飲まない次の日は爽やか。帰宅しても、部屋で一人では飲まないようにしたい。誰かと、外でだけにしよう。
ウグイスの鳴き声が美しすぎてしばらく聞き惚れてたら、工事の音が始まった。がっかり。
体重は昨日から0.1キロ減。
食べてるのに減った。誤差の範囲だけど。
血圧その他、至って正常。
7:45朝食
生姜の効いた野菜スープとチーズ、パン、チョコレートスプレッド(砂糖不使用でローカロリー)、淡路島牛乳。
今日はすんなり美味しく、完食。
生姜が美味しい。
可愛いジョーロ発見。
9:10回診
9:20カウンセリング
カウンセリングと言っても、私が自分で『本心』や『自分の性格』をわかり、分析できるようになる手助けの為のもの。カウンセラーがアドバイスをしてくれる訳ではない。
話していて、なるほどと頷くことがたくさんあった。他人に話すことで見えてくる自分の内面や、親との関係性、自分がどう思っているのか、どうしたいのか、本心はどこにあるのか。的確に指摘し、疑問を投げかけ、導いてくれる。とてもとてもよい一時間だった。不満、不安を覚えた時、なぜそう感じたのかを分析してみよう。できるように、学んでみよう。きっと楽に生きるのに役に立つと思う。
11:20
部屋を再び移動。最後の一泊はまた五人部屋(といっても別の)へ。個室が空いてなかったので仕方ない。
また窓際のベッドを貰えたし、若い方と大人しそうなおばさんなので一安心。
11:30昼食
美味しくいただきました。
昼寝したり、持ち込んだ手芸をしたり、仕事のやりとりなどをして過ごす。
15:45
丹田呼吸法に少しだけ参加。
17:00夕食
とても美味しくいただきました。
それにしても、同室のお二人が静かな人達で良かった。ほんとに良かった。次回は必ず、個室!
白猫ポットもいました。
さて、最後の夜。
やっぱりパソコンは欲しいなと思ったので、思い切って注文。使ったら、また稼げばいい。良いツールを得たらきっと良い仕事が舞い込む。これまでもそうだった。
初日に相部屋で痛い目に合い、ああ、変なところでお金をケチるのをやめようと、心から思った。言って見ればここにくることがそもそも贅沢なこと。一日数千円で、雲泥の差だった快適度。自分が嫌だと感じることを、しっかり認識できて良かった。
食物に対する感謝をしみじみ感じた。手を合わせ、感謝して食べていたつもりだった。でも、これまでみたいにあんなに早食いをしていて、どこが感謝なのか?と自省。生命をいただかないと生きていけないことを胸に刻んで、美味しく、ありがたくいただかねば。野菜だって生きている。もっと生きようとしているところを収穫し、人間が食べている。食べるために育てられている。家畜も海産物もそれは同じだなと思った。なぜか今回、そんなことを思った。
せっかく性格分析のカウンセリングを受け、自己分析の方法を教えてもらったのだから、昨年秋の出来事について分析してみようと思う。なぜ私は彼女たちを許せなかったのか。なぜ彼女たちはあんなことをしたのか。少しはこころが楽になるかもしれない。帰宅したらやってみよう。
21:30
部屋の皆さん、消灯。
早めに寝よう。明日、帰宅。
4日目
7:00起床
すっきり目覚める。血圧も低くない。
7:45朝食
復食1回目。
野菜スープ、パン、スライスチーズ、ピーナッツペースト、淡路ヨーグルト。
久しぶりの固形物。野菜は小さく切ってあるが、よく噛んで食べよう。パンはほんのり甘くて美味しい。でも、どれもなかなか喉を通らない。美味しいんだけど。ヨーグルトの乳臭さが気になる。普段なら気にならないかもしれない。そして、普段ほとんど汗をかかないのに、食べながら汗が出る。
完食できずお盆を返したら、栄養士さんに『最低限のカロリーなので頑張って食べてくださいね』と言われてしまった。
こんな少量を完食するのが必死!誰だ、これは。私じゃないみたい。
結局、食堂に最後まで残ってなんとか完食。わー、お腹がグルグル、物凄く動いている。そして物凄く眠い。横になろう。身体が重い。
40分ほどぐっすり昼寝。
11:30昼食
豪華!ゆっくり時間をかけて、よく噛んで味わう。
淡路の食材がちゃんと使われてるところが嬉しい。
薄味なので素材の味と歯応えが本当によくわかる。いつも早食いなのが恥ずかしくなる。食材に、生命に失礼だ。たまにベジタリアンになろうかとふと頭をよぎることがある。でも、たぶんよっぽどのことがないと難しいだろうなとも思う。いま出来ることは、ちゃんと感謝の気持ちを持って慈しむようにいただかなければ、ということ。
これだけの少量の食事を、まるまる30分かけて食べた。普段の私なら五分かも。
ガリガリに痩せてて、少食な友人がいる。彼女はしつこいくらいによく噛んで食べる。そして時間がかかる。すぐお腹いっぱいになる。
あるとき『なぜ食べないといけないのかわからない』と言っていて、私は全く理解が出来なかった。今日の私なら、ほんの少しだけ理解できるかも。
よくよく噛まないと、喉を通っていかない。ふたくちくらいで、あれ?満腹?と感じる。これは初体験。
カロリーはこれだけしかないらしい。
12:30
笹田医師の講義を受ける。
印象的なことばをいくつか。
・行き詰まるということは、その人が行き詰まるのではなく、性格が行き詰まるということ。性格を学ぶチャンスにしてください。
・道場の水も食材もごく普通のものをあえて使っています。特別なものを使うと、それによって良くなったと思いがちだから。そして帰宅してからも真似しやすいように。
他にもいくつも。あっという間の一時間。
15年前にご出演になったNHKの番組を観ると、今より真面目で表情が硬い。今の方が若やいでいる、とご自分で仰る先生。本当にその通り!サンタクロースみたいだ。にこにこされてて。
年齢なんて数字。若作りじゃなく、若々しくいたい。
本を読んだりiPhoneをいじったり。
なんだかあっという間に時間が経つ。
17:00夕食
鮭の美味しさが沁みる。すごく薄味だけど、とても美味しい。噛み締めていただく。
朝食の時の、飲み込みにくさは減った。なにもかもがとても美味しい。ちゃんと手をかけて作られている、美味しいごはん。30分かけて、ゆっくり味わう。
部屋に帰ってお借りした本を読む。これは買って帰って読み直そう。
DVDも新たに3本。なんだか楽しくなってきた。意味もなく。これが絶食療法の効果か。とても穏やかで、のんびりした気分。
そういえば、ジュースだけの三日間、一度もあれが食べたい、飲みたい(アルコール含む)と思わなかった。料理をする映画を観ても、お腹がなるとかたまらなく食べたくなるということもなく。ここに入所したからこそ、だと思う。笹田先生も昼間の講義で仰っていたけれど、ここだとどんな大金持ちでも権力者でも、缶コーヒー一本買えない!正に。
6日間この環境を買ったと思えば、代金は決して高くないと思う。親しい人みんなに勧めたい。
ああ、もっと早く知っていたら、父にも入所を勧めたかった。
23:30
DVDで『キンキーブーツ』を観た。やっぱりこの映画、好きだ。寝よう。
3日目
6:00過ぎ
目覚ましを使わずに目が覚める。よく眠れた。
笹田医師の仰る、” 3日目か4日目の劇的に爽やかな目覚め “ではなかったけれど、心地よい目覚め。空腹感はない。
雨。緑が綺麗。部屋からの眺め。
体重は初日から3.1キロ減。
下剤はまだ効かない。回診の時に相談してみよう。
7:30朝食
和三盆糖蜜牛乳。これ、美味しい。身体中に染み渡るのがわかる。
若い女性の単身参加者が増えた。母親と中学生くらいの息子という組み合わせも。
9:15回診
下剤が効かなかったことを先生に話したが、お腹を触診されて便は溜まっていないとのこと。食べてないから出てないだけみたい。
部屋でひとり、本を読んだりうとうとしたりしてゆっくり過ごす。
この本を読み返してみる。
11:30昼食
あんず味の牛乳。美味しいなあ、と思える。
受付でDVDを借りてきた。
無料で貸してくれる。なかなか良いラインナップ。行き届いているなあ。
受付の方がとてもとても親切で親身になってくださる。ありがたい。スタッフの方がちゃんと名前を呼んでくれる。凄い。
特性ジュースだけの食事は今日の夜まで。ということはあと一回。全然まだまだいける!
たぶん、断食一週間くらい余裕だと思う。一週間断食するということは、あと一週間、復食期間が必要だということ。なかなか二週間ここに入るのは難しいけれど、いつか試してみたい。
家で同じことをやろうと思ったら、それこそ鉄の意志が必要だ。誘惑が多過ぎる。ひとくちくらい、が『明日からでいいか』もしくは『今日だけ特別』になるのはわかりきってる。経験上。
これまでありとあらゆるダイエットを試して、何度かは成功したけれど、やっぱりリバウンドしてきた。幸い背が高く面長だから、ぱっと見はそんなに太っては見えない。でも自分ではわかってる。そして子宮頚がん初期の手術から2年。思い切って入所してみて良かった。
12:45
待望のハイベン!
館内紹介。遊び心があって楽しい。
これはトイレスリッパ!可愛い!
黒猫もいました。
お花が至る所に。素敵な心遣い。
お茶、水は飲み放題。(水はフィルターウォーター)
普段ずっと何か飲んでるから、これは嬉しい。
17:00
DVDを2本とも観た。どちらも良かった。
17:20夕食
最後の特性ジュース。ごちそうさま!
それにしても、日本のスリッパ文化が嫌いだ。パタパタ音がどうしてもするし、不衛生だし、なにより歩く姿が美しくない。でも嫌だと思う人は少数派なのだろうか。
ちょっと調べてみた。
開国により西洋人が多く日本に訪れるようになった明治初頭、室内で靴を脱ぐ習慣の無い西洋人が土足で屋内へ入り込む問題が発生し、それを解決するために仕立て職人である徳野利三郎が1907年(1876年という説もある)に発案した上履きが、現在のスリッパの原型であると言われている[1]。当時は、靴の上から履くためのものだった。
※Wikipediaより引用
なるほど、そういう起源なのね。なぜこんなに根付いたんだろう、、、。公共の場所のスリッパ、嫌い。他人のお宅のスリッパもできたら遠慮したい。持参の靴下に履き替えるだけではダメだろうか?
スリッパ問題、手強い。
私は持参の履物。気に入ったのを履いているだけで嬉しくなる。なくなれ、スリッパ文化!
19:20入浴
初の大浴場。壁面と浴槽のタイルがレトロでかわいい!昼間、承諾を得て写真を撮らせてもらいたい!
梅雨入りらしい。明日も雨かな。
今日も早めに寝よう。
2日目
4:50
ひとりはいびき、もうひとりは大きな音で鼻をかみ、灯りを点けて水を飲む。最悪だ。寝られないし、鼻をかむ音と灯りで早朝目が覚めた。
妹に同室の人たちのことを伝えると、修行だ、と言われた。そう言われると思った。
ふと考える。この人たちはなぜこんなに他人に干渉したがり、しかも周りに気を遣えない(ご本人達は遣っているつもりだけど)のだろうか。
いびきは自分では気付きにくいから100歩譲って仕方ないとして(でも家族から指摘されないのか?疑問ではある)、真っ暗の中で灯りを点けたら迷惑かも、夜中に大きな音で鼻をかむのはトイレでしよう、等とは想像できないのだろうか。
と、そんなことを思いつつ、夜中に起こされたついでにKindleを見ていたら"HSP"というキーワードが目についた。
Highly Sensitive Person、検索して読んでみて、ネット診断してみたら、あらら、私にぴったりじゃないか。センシティブ過ぎて生き辛いと最近感じていた。さては、このことを知らせるために派遣された使者なんだな、このおばちゃん二人は。そうだ、修行だ。
6:50自己検診
尿検査でケトン体値、体重、血圧、脈拍数、体温を測って記入。体重は1.85キロ減。
昨日処方された下剤を飲む。
7:20スタッフ巡回
7:30朝食
見た目は同じなので画像は省略。
和三盆糖蜜味入り牛乳。とても美味しい。ストローで少しずつ飲んでると、かなりお腹が膨れる。
なぜ高いお金を払ってここにいるのか?痩せたい、痩せてそれを維持したいのは一番の目的だけど、なぜすぐに食べ過ぎたり飲み過ぎたりしてしまうのか。その原因(ストレス)をしっかり自覚して、リバウンドしない自分を作りたい。10代の頃から、ずっとダイエットを繰り返してきた。もう、やめたい。自分の満足する、自身の持てる体型を、一時的にではなく、恒常的に維持したい。
目的は違えど、同じようにいろんな思いを抱えてここにいるんだろうなと思うと、少しだけおばさん達も愛しく思えてくる。でもやっぱり干渉されるのは嫌だ。うがいの時にグエッ!って言うのもすごく嫌だ。個室が空いているか聞いてみよう。
10:00
洋室個室が空いてた!お金はかかるけれど、心の平安を取ろう。そうしよう。
11:20
部屋の準備を待つ間、iPhoneをいじる。一人の方が、時々携帯に向かって独り言を言うのが怖い。メールを書くのが面倒だから音声入力してると、もう一人のおばさまに言っていた。どっちでもいいけど怖い。『もっと内観したい』とか言ってはる。聞きたくなくても聞こえてしまう。ストレス。早く部屋を移りたい。
11:30昼食
ブルベーリー牛乳。美味しくいただく。
13:40部屋移動
他に空いてなかったみたいで、ダブルの個室に!なんと快適な。ひとりが好きなのに相部屋で申し込んだ自分が悪いけれど、これはこれで色々な確認になったので良しとしよう。
わたしは、
・うわべの付き合いができない。
・いやと思ったら、本当にダメ。
・個人的なことを聞いてくる年配の人のデリカシーのなさが嫌い。悪気がないにせよ。
・というか、悪気がないという言葉が嫌い。
・物音に人よりも敏感。
・心を閉ざすととことん閉ざす。
そうだ、わたし、我慢や無理はしないって決めたんだった。
15:00巡廻
部屋が快適過ぎて嬉しい!!嬉しい!!!
こんなに嬉しいのも、昨日から今朝までが最悪だったから。そう思おう。陰陽表裏一体。おおげさ?
17:20夕食
りんご味の牛乳
シャワーも浴びたし、笹田医師のDVDを観つつのんびり過ごそう。ああ、ひとり最高!
それにしても、三食ドリンクだけなのにお腹が空かないのが不思議。糖分とタンパク質を入れたファスティング専用スペシャルドリンクらしい。
笹田医師のDVDによると、、、
身体は何も食べなくても半日は持つ糖分を蓄えている。その後は筋肉やお腹周りの脂肪が肝臓で変化し、脳や臓器の栄養となる(医学用語省略)。何も食べなくても60日間くらいは生命維持できる栄養を蓄えているそうだ。ただ、水分は尿で塩分と一緒に排出されてしまうので、1日2リットル摂取必須。簡単にいうとそんな感じ。だからお腹が空かないのかー。いま私の体の中では細胞が劇的な変化を起こしている。そう思うと、なんだか楽しい。
そういえば下剤が効かない。固形物を食べてないからだと思う。
ソープディスペンサーが猫!ほっとする。
23:00頃就寝
1日目
2017.6月某日 断食健康道場1日目
(道場では断食ではなく、絶食、ファスティングと呼んでいます。)
7:15出発
快晴!明石海峡大橋を渡り、淡路島へ。
8:35 到着
かなり田舎だけど、思ったよりもいいところ。緑が豊富で気持ち良い。
五人部屋だけど、先住者は2名。窓際のベッドをもらえてラッキーだ。6日間、のんびり過ごそう。
10:10 診察前の検査
尿、血液、心電図、体温、体重の検査と全身(着衣のまま)の写真撮影。水分摂取についてと、施設についての説明。とても丁寧で好印象。入所されてる方は年配の方が多い。時期によるのだろう。今回はたぶん最年少。嬉しいことにWi-Fiがよく繋がる。
窓からの景色。気持ちいい!
11:00 診察
聴診、簡単な問診など。昼食からファスティング開始。
大浴場の床が壊れたとかで、3日ほど特別室のシャワーを使って下さいと説明を受ける。同室の女性2名は湯船がないと困るとか、20分では短いとか、昼間に入れない(化粧が落ちる)とか騒いでいる。みんな大変だ。私は余裕。
11:30 昼食のジュース
いちご牛乳、みたいな感じ。甘さは控えめで飲みやすい。
食堂にBGMは要らない。私が音に敏感過ぎるのか。勝手にボリューム落としてみた。
隣のテーブルの男性が話しかけて来た。最初、聞こえてないフリしたのに、2度も!どこから来たのかと聞かれたので近くです、とだけ。東京から下道で2日かけてきたとか勝手に話して来る。普通の旅行ではないし、自分のための時間なのだし、個人的なことは答えたくない。
部屋で本を読んだりiPhoneいじったりしてたら眠くなって少し昼寝。
15:30オリエンテーション
笹田医師が話すDVDを観る。様々な注意事項など。
かなり細かく、毎日自分のデータを記入するみたい。体重はもちろん、尿のケトン体値、血圧、体温、などなど。面倒だけど、そのために来たのだもの。楽しんでやってみよう。たった6日間だ。
オリエンテーションを受けつつ、ちょっと眠い。早起きしたこともありボーッとするので今日はのんびりしよう。
カウンセリングを受ける準備の為の本とDVDを借りる。
17:00夕食
あんず牛乳。
食堂からの眺め。海が見える。
食べ方の汚い人の立てる音、他人の会話の内容が耳に入って来てちょっとしんどい。
社交的に見える(見せている)けど、基本的には黙っていたいタイプ。おしゃべりな人は苦手。放っておいて欲しいけど、ひとりで来ている若い(この中では)私に、おばさま方は色々聞きたそうで面倒だ。
18:00
本を読んでたらまた眠くなった。
18:51
そういえば、空腹感はない。これが家なら、つい何かを口に入れたり、お酒を飲んだりしてしまう。お腹が空いたから、すごくお酒が飲みたいからではなくて、
1.夕食時間になったから
2.1日の終わりにお酒を飲んでリラックスしたい
3.口寂しいからなんとなく
だと思う。
音楽を聴いてひとりの世界に。
こういう時はインストゥールメンタルに限る。
同室のおばさまに『大学生ですか?』って聞かれた。え!?どこ見てるのだろう。見てないんだろうな。化粧せず、Tシャツとかジャージ着てるからだと思う。洋服で印象って本当に変わる。
おばちゃん、ごめんね。相手をちゃんとしなくて。普段はこんなに無愛想ではないのです。ただ、ここではひとりにしてください。そのために来たのです。あなたは違うの?
かといって個室だとどうだろう?金銭的に負担は増えるけど、プライバシーは守られる。ただ引きこもり過ぎて、それもまた良くないのかな、と思い今回は相部屋にしてみた。
20:00
買えない、ここにないとなると、食べたい飲みたい欲求もほとんど起こらない。不思議。
本当の食欲ではなくて、視覚や記憶に振り回されて食べたい飲みたいって感じてるだけなのかなと思う。
21:00に巡回があるみたいだけどもう眠い。寝ちゃおうか。
21:05巡回
寝てた。おばちゃん二人は施設の食事に文句を言っている。じゃあ来なければいいのに。自分で申し込んだのでしょうに。不思議。話に寄りたくないのでイヤホン。感じ悪いと思ってるかもだけど、いい。気にしない。
少し本を読んで、22:00の消灯には寝よう。
空腹を少し感じて来たが、我慢出来ないほどではない。