3日目
6:00過ぎ
目覚ましを使わずに目が覚める。よく眠れた。
笹田医師の仰る、” 3日目か4日目の劇的に爽やかな目覚め “ではなかったけれど、心地よい目覚め。空腹感はない。
雨。緑が綺麗。部屋からの眺め。
体重は初日から3.1キロ減。
下剤はまだ効かない。回診の時に相談してみよう。
7:30朝食
和三盆糖蜜牛乳。これ、美味しい。身体中に染み渡るのがわかる。
若い女性の単身参加者が増えた。母親と中学生くらいの息子という組み合わせも。
9:15回診
下剤が効かなかったことを先生に話したが、お腹を触診されて便は溜まっていないとのこと。食べてないから出てないだけみたい。
部屋でひとり、本を読んだりうとうとしたりしてゆっくり過ごす。
この本を読み返してみる。
11:30昼食
あんず味の牛乳。美味しいなあ、と思える。
受付でDVDを借りてきた。
無料で貸してくれる。なかなか良いラインナップ。行き届いているなあ。
受付の方がとてもとても親切で親身になってくださる。ありがたい。スタッフの方がちゃんと名前を呼んでくれる。凄い。
特性ジュースだけの食事は今日の夜まで。ということはあと一回。全然まだまだいける!
たぶん、断食一週間くらい余裕だと思う。一週間断食するということは、あと一週間、復食期間が必要だということ。なかなか二週間ここに入るのは難しいけれど、いつか試してみたい。
家で同じことをやろうと思ったら、それこそ鉄の意志が必要だ。誘惑が多過ぎる。ひとくちくらい、が『明日からでいいか』もしくは『今日だけ特別』になるのはわかりきってる。経験上。
これまでありとあらゆるダイエットを試して、何度かは成功したけれど、やっぱりリバウンドしてきた。幸い背が高く面長だから、ぱっと見はそんなに太っては見えない。でも自分ではわかってる。そして子宮頚がん初期の手術から2年。思い切って入所してみて良かった。
12:45
待望のハイベン!
館内紹介。遊び心があって楽しい。
これはトイレスリッパ!可愛い!
黒猫もいました。
お花が至る所に。素敵な心遣い。
お茶、水は飲み放題。(水はフィルターウォーター)
普段ずっと何か飲んでるから、これは嬉しい。
17:00
DVDを2本とも観た。どちらも良かった。
17:20夕食
最後の特性ジュース。ごちそうさま!
それにしても、日本のスリッパ文化が嫌いだ。パタパタ音がどうしてもするし、不衛生だし、なにより歩く姿が美しくない。でも嫌だと思う人は少数派なのだろうか。
ちょっと調べてみた。
開国により西洋人が多く日本に訪れるようになった明治初頭、室内で靴を脱ぐ習慣の無い西洋人が土足で屋内へ入り込む問題が発生し、それを解決するために仕立て職人である徳野利三郎が1907年(1876年という説もある)に発案した上履きが、現在のスリッパの原型であると言われている[1]。当時は、靴の上から履くためのものだった。
※Wikipediaより引用
なるほど、そういう起源なのね。なぜこんなに根付いたんだろう、、、。公共の場所のスリッパ、嫌い。他人のお宅のスリッパもできたら遠慮したい。持参の靴下に履き替えるだけではダメだろうか?
スリッパ問題、手強い。
私は持参の履物。気に入ったのを履いているだけで嬉しくなる。なくなれ、スリッパ文化!
19:20入浴
初の大浴場。壁面と浴槽のタイルがレトロでかわいい!昼間、承諾を得て写真を撮らせてもらいたい!
梅雨入りらしい。明日も雨かな。
今日も早めに寝よう。